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2025年5月26日
今週の相談と解決案|楽天→メルカリ 商品データ変換ツールの開発

最近、メルカリに出店する企業や店舗が急増しています。こうした店舗の多くはすでに楽天市場にも出店しており、楽天に登録している商品情報をメルカリにも効率的かつ自動で登録したいというニーズが高まっています。実際に、こうしたご要望をいただく機会がますます増えてきました。

現在、市場には多店舗展開向けのツールやサービスがいくつか存在していますが、残念ながらメルカリの仕様や制限に十分対応できていないケースも少なくありません。

特に課題となるのが、1つの商品に10種類以上のバリエーションがある場合です。

楽天では、1つの商品ページ内に複数のバリエーション(例:色やサイズ)を一括登録できますが、メルカリでは仕様上、10種類以上のバリエーションをまとめて登録することができません。そのため、商品を「グループ化」して分割登録する必要がありますが、現行の外部サービスやツールの多くはこの対応が不十分です。

実際、今週もこのような課題を抱えたお客様からお問い合わせをいただきました。

お問い合わせ内容の概要

今回ご相談くださったのは、楽天市場をはじめとする複数のECモールでネット通販を展開している企業のご担当者様です。

ご相談内容は、メルカリ特有のバリエーション制限により、商品登録が非常に困難になっているというものでした。

具体的な課題

  1. 1つの商品に色・サイズ違いで50種類以上のバリエーションがある
  2. 楽天では1ページ内にすべてのバリエーションを登録・管理できているが、メルカリでは10種類以上の登録が不可
  3. メルカリでこうした商品を効率よく登録する方法がないか?

ご提案した解決策

このケースに対して、メルカリのAPIを活用した専用の商品登録ツールの構築をご提案しました。

以前、以下の記事で紹介したツールをベースに、

メルカリShops用の楽天商品変換ツールを作成しました

今回はその機能をさらに拡張したグレードアップ版となるご提案です。

主なアプローチは以下のとおりです。

  1. 楽天の商品データをメルカリ用データに変換するツールの開発
  2. 10種類を超えるバリエーションをグループ化し、メルカリの仕様に沿って分割登録する機能
  3. メルカリAPIを活用した商品登録作業の自動化

今後に向けて

メルカリは、今や販路拡大において欠かせないプラットフォームとなりつつあります。楽天で培った商品データを最大限に活用し、メルカリでも新たな販売機会を広げていただけるよう、今後も私たちは全力でサポートしてまいります。

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