手動作業をゼロに – 倉庫連携を自動化したECサイト事例|オートプロジェクトのシステム開発・構築事例
目次
開発前の課題:手作業によるCSV編集と送信
A社では、ShopifyでECサイトを運営されていました。
このサイトでは、商品の在庫管理や発送業務を外部の倉庫会社が担っており、注文後の発送手配にはShopifyから注文データをCSVでダウンロードし、倉庫会社指定のフォーマットに手動で変換する作業が必要でした。
この作業は、毎回人手で行う必要があり、時間と手間がかかるうえに、フォーマットのずれによるミスのリスクも抱えていました。
顧客のご要望:CSVの自動変換と自動送信を実現したい
お客様からは、以下の要望をいただきました。
- 手動でのCSV編集作業をなくしたい
- Shopify上の注文情報を、倉庫会社指定のCSV形式に自動変換できるようにしたい
- 作成されたCSVを自動で倉庫会社に送信する機能がほしい
これにより、発送業務をスムーズにし、人的コストやヒューマンエラーを減らしたいというのが大きな目的でした。
オートプロジェクトの開発対応:Shopifyの仕様を乗り越えて自動化を実現
当社では、上記の課題を解決するために、以下のような開発を行いました。
自動変換&自動送信の仕組みを構築
まず、Shopifyの注文データを倉庫会社のフォーマットに変換するCSV生成機能と、そのCSVを自動で送信する機能を同時に開発しました。
管理画面からの手動操作も可能に
また、万が一、自動送信に不備があった場合でも柔軟に対応できるよう、管理画面上での個別ダウンロード機能も実装しました。これにより、突発的なトラブルにも現場で対応可能な運用が実現しています。
土日を考慮した自動送信スケジュール
倉庫会社が土日は休業であるため、土日には自動送信を行わず、週明けの月曜日にまとめて送信される仕組みも導入しました。曜日をまたいだ運用にも対応できる柔軟な設計となっています。
Shopifyの制限をクリアして自動連携を実現
Shopifyの仕様上、外部への自動送信は技術的に難易度が高い部分もありましたが、工夫を重ねて実現いたしました。これにより、完全自動化された倉庫連携の仕組みをお客様にご提供できました。
IT担当者がいない企業のみなさまへ
株式会社オートプロジェクトでは、スタッフが直接お伺いし、PC・ソフトのトラブル解決や、クラウド導入の設定支援などを行います。現場で一緒に確認できる、安心の「訪問サポート」をぜひご利用ください。
