ファイル形式(拡張子)の基礎|種類・特徴・使い分けをわかりやすく解説
ファイルを扱う上で、避けて通れないのが「拡張子」の理解です。
「.jpgと.pngの違いって?」「Wordで開けないファイルがある…」そんな悩みは、ファイル形式(拡張子)の基礎を押さえることで解決できます。
今回は、WindowsでもMacでも役立つ「ファイル形式の基本」「代表的な拡張子」「使い分けのポイント」を解説します。
目次
拡張子とは?
拡張子とは、ファイル名の末尾につく「.〇〇」で、ファイルの種類を示す情報です。
例:
- photo.jpg
- document.pdf
- data.xlsx
拡張子を見ることで、PCはどのアプリで開くべきファイルかを判断します。

画像ファイルだけでも、さまざまな拡張子が存在する
拡張子が表示されない場合の対処
Windowsの場合
- エクスプローラーを開く
- 上部メニューの 表示 → ファイル名拡張子にチェック
Macの場合
- Finderを開く
- メニューバーの Finder → 設定
- すべてのファイル名拡張子を表示 にチェック
覚えておきたい主要ファイル形式一覧
文書ファイル
- .doc / .docx:Wordファイル
- .xlsx:Excelファイル
- .pptx:PowerPointファイル
- .pdf:閲覧用文書(形式が崩れにくい)
画像ファイル
- .jpg:写真向け
- .png:透過対応
- .gif:簡易アニメーション可能
- .webp:Web向け新形式・軽量高画質
- .heic:iPhone標準・Web閲覧は不可が多い(JPEGへの変換を推奨)
- .tiff:高画質・印刷用途(Web非対応)
動画ファイル
- .mp4:広く対応・一般的
- .mov:Apple形式
- .avi / .wmv:古いWindows形式
音声ファイル
- .mp3:一般的・軽量
- .wav:高音質・ファイルサイズ大
- .m4a:Apple形式
用途別:ファイル形式の使い分け
画像の場合
- 写真:JPG
- アイコン・ロゴ・透過:PNG
- iPhoneでの撮影:HEIC(JPEGへの変換を推奨)
書類の場合
- 編集したい:Word / Excel / PPTX
- 共有・印刷:PDF
- Web提出:PDFを推奨
変換が必要な理由
- Webでは表示できない形式がある
- 受け取り相手が対応ソフトを持っていない
- 画質 / ファイルサイズを調整したい(例:HEIC → JPG、PDFなど)
ツール例
- Googleドライブ(ファイルプレビュー・変換)
- Adobe Acrobat
- オンライン変換サイト(例:CloudConvertなど)
拡張子を変更してはいけない理由
拡張子をxxx.jpg→xxx.png のように書き換えても、中身の形式は変わりません。正しい変換方法は、変換ソフト or 書き出し(エクスポート)を使用します。
まとめ
ファイル形式(拡張子)を理解すると、開けないファイルの理由がわかり、最適な形式で保存・共有ができます。
特に、以下の3点は覚えておきましょう。
- 画像は「HEIC」に注意
- 書類共有は「PDF」が安心
- 拡張子の手動書き換えはNG
これだけで、ほとんどのトラブルは防ぐことができます。
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