株式会社オートプロジェクト

「AUTO MESSE WEB」英語版サイトの構築 – 翻訳と記事作成の自動化|オートプロジェクトのシステム開発・構築事例

「AUTO MESSE WEB」英語版サイトの構築 – 翻訳と記事作成の自動化|オートプロジェクトのシステム開発・構築事例

英語版サイト構築の背景

車関連の情報を提供するWebサイト「AUTO MESSE WEB」は、国際的な需要に応えるため、英語版の制作を検討していました。

AUTO MESSE WEB(オートメッセウェブ)| クルマを文化する

しかし、すべてのコンテンツを手作業で翻訳・記事化するのは膨大なコストがかかるため、翻訳の自動化が求められていました。

多言語対応方法の選定

英語記事の制作にあたり、多言語対応には2つの方法が考えられました。

  1. ページ上の翻訳ボタンを利用する方法
  2. 別ページ(別URL)で英語版を用意する方法

1の方法では検索エンジンが翻訳後のコンテンツを認識できず、適切に言語を判別できません。一方で、2の方法は言語ごとに異なるURLを持つため、検索エンジンに正しくインデックスされ、SEO上有利であることから採用しました。

オートプロジェクトが開発した自動翻訳システム

これらの要件に応じて、オートプロジェクトでは、日本語の記事を自動的に翻訳し、WordPressに登録するシステムを構築いたしました。

  • 翻訳にはDeepLのAPIを利用し、日本語記事に含まれるメイン画像も英語サイトのWordPressに自動的に登録する
  • 日本語記事の詳細ページから、英語化したい記事だけを選択して翻訳・記事化できる機能を実装

Webページ翻訳時の課題

Webページ翻訳時の課題は、WordPressに登録されている日本語記事HTML内のタグの処理です。

英語の記事として公開するためには、これらのタグを保持しつつ翻訳する必要がありました。そのため、タグを一旦別の文字に置換し、DeepLが翻訳しないようにした後、翻訳後に再度元のタグに戻す処理を行いました。

翻訳自動化の導入成果

結果として、開発から検証期間を含む公開まで約2ヶ月で完了し、手作業での翻訳・記事化と比べて作業時間を75%削減できました。

また、ネイティブスピーカーによる確認の結果、DeepLの翻訳精度が向上していることが確認され、弊社では今後もDeepLを積極的に活用していく方針です。

「AUTO MESSE WEB」とは

「AUTO MESSE WEB」は、株式会社交通タイムス社が運営するWebサイトです。同社はクルマを単なる乗り物ではなく「文化」として捉え、あらゆるクルマ文化を公平に扱いながら、クルマ好きの視点で日々情報を発信しています。

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