「GAS(Google App Script)」は、Google スプレッドシートやGoogleドキュメントなどのGoogle Workspace、またLINEやSlackといったGoogle以外のサービスとも連携し、それらの処理を自動化できる仕組みです。
「Google スプレッドシート」は、簡単にいえばWeb上で利用できるExcel(表計算ソフト)です。Google スプレッドシートはExcelに比べて下記のメリットがあります。
現在利用しているExcelをGoogle スプレッドシートに置き換えることで、業務効率が格段に向上します。
また、このGoogle スプレッドシートにさらにGASを組み合わせることで、システム化・自動化を実現することができます。
ポイント1:
さまざまなアプリとの連携で、日々の業務を効率化
GASで実現可能なシステム化・自動化の具体例として下記のようなものが挙げられます。
運営している複数のECサイト用に、それぞれ別の商品一覧CSVデータを作成している
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Google スプレッドシートで商品マスターを作成し、ボタンクリック1つで「自社の独自システム」「楽天」「Yahoo!」「WordPress」「Shopify」など、自動でそれぞれのCSVを作成
こうすることで、商品CSV作成の一元管理が行えます。また、さらにそれぞれのサイトへ自動で登録できる仕組みも可能です。
同様の機能を実現可能な外部サービスも存在しますが、既存の外部サービスでは「自社の独自システム」に対応していないため、自社システム用にGASを利用するというのも有効です。
毎月提出している売上報告資料の数字、たとえば「●●●●年●●月 売上:●●●」であれば、●の部分は毎月更新する必要があります。
これが毎月1件、1つの資料だけであれば手動での更新も大した手間ではありませんが、同様の更新箇所や更新が必要な資料が多いと時間コストやミスが増える可能性が高くなります。
これを、GASを使って参照データと連携させることで●の部分を一括更新することが可能になります。
また、自動更新は数字だけではなく、テキスト(単語や文章)についても行うことができます。
たとえば、Google スライドに「今日は秋晴れですね。清々しい気分です。」という挨拶文を入れたいとします。
Google スプレッドシートに「季節」と「天気」の組み合わせの挨拶を入れておき、さらに天気予報を別のWebサービスから取得することで、その時の天気と、またそれに合わせた季節の文章が自動更新されます。
勤怠管理をGoogleスプレッドシートを使っている場合、GASを利用した打刻漏れ対策も可能です。
上司の許可を取り打刻をすることで、月次の集計もエラーがなくスムーズになります。
ポイント2:
柔軟かつ迅速なサポート対応
お客様が希望するメッセージングツール(メールや各種チャット、Zoom等)や、またオフラインでの打ち合わせ・ご相談など、迅速なサポートを行います。
ECサイト制作や自動化システムの導入など、オートプロジェクトへお気軽にご相談ください。